2017年10月10日火曜日

アロマ空間コーディネート@パーティ

こんにちは。

また暑い日が続きますねぇ。


先日のパーティでアロマによる

香りの空間コーディネートをさせて頂きました。



先日この件はまた改めて・・・

と申しましたので今日は香りについての

お話をあれこれと・・・。

(結構いろんな記事が溜っているので

どんどんUPしていきたいと思います!)



野外にも関わらず香りを体感頂けたこと、

香りのブレンドそのものもご好評頂きましたので

その内容についてもご紹介を・・・・。




まず、ライブ近辺では

生活の木のディフューザーを使用しました。


アロマ仲間に「これ、どう?」と意見を聞きつつ、

悪くなさそうなので注文

~前日に実際に試験したところ・・・。

期待通りの手応えがあり、

香りの拡散具合も確認できたので一安心。



40畳まで対応とありますが

何せ外。

高木が生い茂り、木々の間を風が通り抜けるし

すぐそばに川が流れるので

空気も流れやすいかと・・・。




過去にアン・サリーさんの野外ジャズライブで

香りの空間デザインをさせて頂いた時は

早春のかなり風が強い時でした。


この時は前日から香りを染みこませたリボンを

お客さまの椅子に当日結び、

ここそこで風が吹く度に

ほのかに立ち上がるようにしました。



野外ではこのように、いっそ葉っぱや布など

何か媒体にしっかり香りを移す方法が

原始的ではありますが

意外とよかったりします。


というか私は好きです。



大きな機械を用いて

終始ファンで香りを拡散し続けるより

風によって運ばれる香りや

落ち葉を踏んで立ちこめる香り、

触れたり歩いたり

人の体温が上昇したりして

ふと鼻孔をくすぐる程度の

え?今のナニ?

くらいがちょうど色っぽかったりして。

ん?あの人ダレ?

的な、ね。


風景に馴染む香り方。


空間だけでなく、

トワレやパルファムとして使用するときも

オトナの心得として覚えておくと

役に立つ日がくるかもしれません。


もともと、メスもオスも

嗅覚で相手を選んでいるのですから!



さて、話がそれてしまいましたが

ディフューザーは

調節もタイマーも最大にして

延長コードで最も香らせたい場所に設置しました。



この日のためにあらかじめ作っておいた

濃いめのブレンド精油は

しっかりと皆さまの嗅覚に届いたようです。



あとはこの香りの液体を作り、

500mlのスプレーボトルに入れ、

入口、通路や外回りを

スタッフが通るたびにシュッシュと噴霧・・・



これ、結構大きいです。



飲食なので店内の香りは絶対ダメ、と

マルタニさんから伺っていたので

(飲食こそ香りとのコラボもありなんですけどね)

今回は食事スペースには絶対香りはご法度。

人の流れがあるのでこれは難しかったです。

が、そこは死守しましたヨ。


あと、もうひとつ。

お店に到着する前あたりから

空気中にスプレーしておきます。

店が近づくに連れてもう、皆さま、

あれ?ナニ?

なんだかほのかにイイ匂い??

と高揚が始まるわけです。



ココロ踊るドキドキ感は一旦生じたら

あとは高まるばかり。


後の食、音、花、ハーブ、アート、セッション・・・

五感に響き、それぞれの器官が

細胞ごとフル回転してくれるまで

そう時間がかかることなく。

ちょっとしたひと工夫が

相乗効果を生むのに大きく一役買ってくれているかと。



さてブレンドをご披露いたします。

2017 The Artistic Party

ジュニパー
ローズマリーシネオール
ローズゼラニウム
クローブ
シナモン
イランイラン
パチュリ
ベンゾイン
サンダルウッド

結構濃厚なブレンドでしょう。

乾いた空気だからこそ、

の組み合わせかもしれませんね。



スプレーはヒバウォーターとエタノールで

割っています。


香りの制作にご興味のある方は

年明けにトワレとリップを作るレッスンを

開催予定ですのでこちらにご参加下さいませ。


来年度よりレッスン料が上がりますので

その前にぜひご受講下さいね!


詳しいご案内は改めて。

ご興味のある方は直接メールでお問合せ下さいませ。

atelierfeefee@gmail.com
神田



パーティではゲームに負けた方全員に

フェフェのオリジナルミストを

プレゼント差し上げました。


こちらは老若男女、気持ちが華やぐような

それでいてリラックスモードにもなれる

豊かな香りです。


香りのタイトルは

「ABUNDANCE」

まさに「豊かさ」であることへの

憧れをぎゅっと詰め込んだアロマミストです。

どうぞ香りのある暮らしを楽しんで下さいね。



ガーデンデザイナー吉谷桂子さんの

セレクトSHOP Shade にアロマミスト5種、

香りのデザインをさせて頂いています。



昨日納品いたしましたのは

Midnight Forest
 –Good Sleep-


秋が深まるに連れ、恋しくなる香りで

毎年この時期にご注文頂く

人気の香りでもあります。



ここに吉谷さんのご主人がデザインされたラベルが

貼られて店頭に並びます。



Midnight Forest
 –Good Sleep-

  さまざまな木の精油をふんだんに使った、

深い森の香り。



ジュニパー、ファーニードル、シダーウッド、

ヒノキ、ヒバ、サンダルウッドなど

どれも空気の浄化作用が高く、

すっきりとした空間にしてくれます。



また、木の香りは消臭効果が高いので

男性にもかなりおススメ。



イランイランやカモミール、マジョラムなどは

鎮静効果が高く、

深いリラックス感を得ることができ、

結果、ぐっすり眠れるので

不眠症の方にもぜひお試し下さいね。


購入はこちらから SHOPかWebサイトにて。


Shade HP



さて、来週はいよいよドライフラワーレッスン!



皆さま、奮ってご参加くださいね!

その前にこの間のプレミアムドライフラワーレッスンの

記事をUPしないといけませんね。


パーティが終わって10日。

早、10月も3分の1が過ぎようとしています。




移ろう季節も、ココロ踊らせて。

それぞれの秋を楽しみましょ♪


エルメスの手しごと


20数年前のバブル期にパリで買った

唯一のブランドスカーフを

こんな風に身に着け、

「エルメスの手しごと」最終日、出掛けてきました。


ハタチそこそこの小娘が

この手しごとの重みを理解していたはずもなく

どれほどの覚悟で1枚3万円もするスカーフを

身に着けていたのだろうと

当時の自分に思いを馳せる。


思い出されるのは入社後間もない頃。

一張羅のジーンズに白シャツの襟を立て、

袖をまくり、

ハイヒールのいでたちで

このエルメスのスカーフをさらりとまいて

颯爽と出社。




自分では完璧なお洒落のつもりだったのに

先輩方に呼び出され

ジーパンはちょっとねぇ・・・

と注意を受けたあの日。



あの時、私は結局反省したのだっけ?と

我ながら肝心なところが思い出せず・・・笑

娘たちが当時の自分と同世代になり、

なんだか懐かしくて甘酸っぱい、

そして愛しい気持ちに。





エルメス見学の後は、仕事中の長女と


待ち合わせ、久々にランチを。

明日から一人暮らしを始める彼女と

ゆっくり顔を突き合わせて話すと

オトナになったなぁと嬉しくなったり。


そのスカーフ、いいね。と彼女。

これはあげない。と私。



白髪になっても島田順子みたいに

颯爽とハイヒール履いてこれ纏って

コジャレたばーさんでいたいもの。



あの頃の自分に、成長した娘たちを重ねてみる。

そして彼女たちの将来に今の自分を重ねてみる。



30年近くの時を経て尚、色褪せることのない

エルメスの伝統と技術を垣間見、

現在・過去・未来へ想い巡らす私。



何かしらとてもあたたかい気持ちに

満たされた一日でした。





行ってよかった。



あ、ところでエルメスのスカーフは

手荒い厳禁だそうです。


私は、手洗いするつもりで随分前に

手洗い専用BOXに突っ込んだまましわくちゃ・・・



このイベントに着用して行こう!と

急に思いついたので

前日ネットで調べて自宅で手洗いしました。


お湯は使わず水で。

私はセスキをすこーし水に溶かして

さっとふり洗い。

漬け置きしない。

こすらない。

絞らずない。

タオルにそっと水分を移す。

シワを完璧に伸ばす。

日陰に干す。

(庭で干した後、すぐリビングに取り込みました。)



これでとりあえず

ノン石油系洗剤
ノン柔軟剤
ノンアイロン

なんとかキレイに再生しました。


参考までに!