In England Vol.2
2日目。
イギリスに夜着いたら、ゆっくり休息とったりしないで
Vol.1の私のように街中 夜な夜なほっつき回るのがよろしいようで。
Vol.1 の記事はコチラ
★
何度かイギリスに足を運んだことのある今回の相棒、
よさみのチーフ、かおりさんが実感したそう。
それでカラダがリセットされる、らしいです。
通常睡眠3,4時間、夜中に起きてごそごそ・・・
が常の私にはピンときませんが。
さて、二日目。
カフェ巡り・・・ではアリマセン。
イギリスのホテルの一般的な朝食。
様々なシリアル、パン、ソーセージやスクランブルエッグなど。
悪くない。
お腹いっぱいおいしく頂いて・・・。
泊まったのはトラべロッジ なるカジュアルファミリーホテル。
当たりハズレがあるけどこの日はOK!
シャワー&バスが清潔でシーツがパリッとしていたら
私的には一応OK。
で、腹ごなしをすませたらレンタカーで車を借りる。
運転は国際免許も持つ彼女。
アイフォン片手にどこへでもいけてしまう、
ココロ強いドライバー。
私はひたすら車の中からカシャカシャ撮影、
住宅や建物には異常に興味アリ。
どんな人がどんな家に住まい、どんな生活をしてるのか・・・
昔々から強い関心を持ってたなー。
この辺りは労働者が多く 狭い家がひしめき合う地域・・・。
イギリス人は太った 大柄なヒトが多いのに
ドアがやたらと細い・・・
通れるんかい?
と心配になるのは
たまたま出くわしたご年配の女性と
庭の話しをしばし楽しんだけれど
家の中に入るのはどう見ても窮屈そうだったので。
上の画像はかなり大きいお宅。
前庭も広々・・・
季節がら藤が咲き乱れてるお宅 多し。
こんなの壁に這わせれたらカッコイイなーと思うけど・・・
壁が汚れる とかやられる とかでむつかしいんだろうな。
それにしてもレンガの建物、多い。
いよいよ目的地、RHS 英国王立協会Wisley Garden へ。
かおりさんがRHS会員なので どこのGardenも私までフリーパス。
どんより曇り空に煉瓦が映える・・・
到着して早々、植物よりコッチに魅かれる・・・
瀟洒な佇まいの管理棟。
小公女セーラの屋根裏部屋とか想像してしまう・・・
外国のトイレ、なぜかスキだ・・・
神戸は異人館がやたらと多いのだけど
小さい頃から洋館のバスルームには強烈に憧れを感じてたっけ(^^ゞ
こういう窓とかね。
あしながおじさん のジュディとか孤児院とか?
妄想壁は少女の頃からだ・・・
小学生の課外授業かなんか・・・。
こういう風景は滞在中何度も出くわすことに。
藤といえば 和 のイメージだったけど・・・
ここイギリスではことごとくそのイメージ、覆されたナ 。
とにかく優美だ。
すっごい素敵な芍薬!
お庭で咲かせてたお宅も多かったっけ。
ご年配の方が続々と・・・。
老夫婦も多し。
暑くもなく寒くもなく気候としてはベスト!
気温が上がりすぎないので植物が蒸れず、
キレイに長期間咲いてくれるよう。
今度は大草原の小さな家?
ローラ・インガルスの世界にはめちゃくちゃハマったなー!!
土曜のTVも分厚い本も♫
ノスタルジックな風景はこんなにもヒトを Heal するのだ。
造形の美しい植物に首ったけ・・・
上から下から、あるときは地を這うように。
ひたすら目の前の被写体にレンズを近づける。
それは 「キレイに撮る」 ためではなく
目の前の事実をキリトリ、「脳裏に焼き付ける」 ため。
園内はとても広く 次々といろんなシーンが・・・。
なんだコレ?
株元どうなってんの?
なんでこんな育ってるんだ?と 見どころ満載!
植物への目線はそれぞれ違っても
私たち、興味の深さが似たりよったりなので
勝手な行動してもうまい具合に合流できたりして。
シルバーも多いけどキッズもよく見かける・・・。
カワイすぎたんでパチリ♫
以下 同じシーンだけどどれも捨てれない・・・
アングルが違ったり、光が違ったり。
コトバを失うほど植物は偉大で美しく
ただただ ため息。
つつじのでっかい版みたいなの
ここまで大きいと圧巻・・・
ポツポツ振り出したので温室へ。
湿度ももちろん保たれてるんだけど
それ以上に植物の出すフィトンチッドで
全身エネルギーシャワーを浴びてるような気さえする・・・。
7
見たこともない不思議な植物。
カタチもイロも・・・
これに魅かれてしばし動けなくなる・・・
なんてステキな配色!
peacock green × steel gray って.とこでしょうか・・・
だんだん開いて こんな風に!
ジェド・バイン 名前も美しい ヒスイカズラ 。
フィリピン諸島のごく限られた熱帯雨林にしか自生しないつる性植物。
コウモリによって受粉される。
絶滅危惧にあるため植物園などでは人工授粉。
この色はコウモリのスキな色らしい。
で、コウモリをお誘いするため
長い年月をかけて身につけた、
花粉媒介者としての植物の知恵だとか。
ふうん。アナタ色に染まってお誘いする・・・か。
魅惑のヒスイカズラ、ゆえに魅かれたのかも。
なんでこの花はこういうカタチなのか・・・
深ーく見るとオモシロい。
普段はなかなかそんな時間なんてないけど
植物園や森林公園にたまに足を運ぶの、イイかも♪
なんてお行儀のいい・・・!(^^)!
華やかな芍薬。
ドライやプリザでよく見かけるノリウツギ。
レッドカラント・・・ 日本ではフサスグリで流通
コレ、植えたいナー。
赤くなるとほんっとにカワイイ♫
バラの誘引・下草の這わせ方・シンメトリーの鉢・・・
目をやるとあちこち参考になることだらけ。
エリゲロン・・・。古びたレンガにうよく似合う。
こういうの、すきだなー。
派手さはないけど愛らしさと健気さ。
日本のお庭でもコレはまねできる!
これだけ咲いてるのに 蒸れないのが羨ましい。
雨は多いけど気温が上がりすぎないのがいいのか。
今年の春は日本も涼しく、朝夕ぐっと冷え込んだので
どこのお宅もバラがよく咲いたり、長期間楽しめたり・・・。
湿度って大事なんだなーと最近特に思う。
熱心に作業する若い青年スタッフ。
すれ違うガーデナーは結構イケメンだったりキュートだったり。
ファッション雑誌から抜け出してきたようなメンズも少なくない。
ココ、WisleyGardenでは60~70名のスタッフ、研修生、研究者が
そして90名のボランティア、学生がいるそう。
雑草取り、花柄つみ、植え替え・・・
あらゆる場所で皆楽しそうに作業している。
日本ではシルバーさん、もしくは造園業者がお手入れ・・・
というイメージがつきまとうけど。
それがイヤで ガーデナーとして仕事するときは
自分なりの「style」を意識してる。
日焼けしないように とか
蚊にさされてないように ではなく
動きやすいこと。
ドロドロに汚れていいこと。
自分らしいこと。
その程度だけどね♫
つる性植物の這わせ方・魅せ方、
アーチやオベリスクなどアイアンの使い方など。
フムフムなるほど と参考になったり
そうそう、やっぱりそれいいよね、とナットクしたり。
外を楽しめるカフェが必ずあるのがイイ。
カフェのすぐそばにハーブガーデン・・・。
理想だなー。
ワイルドストロベリーで花壇を囲むの、
コレもいつかやってみたい。
イリス。
そのエレガントな香り・・・お伝えできないのが残念!
アロマレッスンにいらした方、ぜひ精油を嗅いでみてくださいな♫
イングリッシュガーデンによくある風景・・・。
木々を使ってのオベリスクのアイデア。
こちらはツル性の植物を引っ張って
チェアの後ろに誘引するアイデア。
季節が来たらバラやクレマチスなどが
イスのまわりに華やかに咲きこぼれるハズ・・・!
苗売場もおもしろい・・・。
苗が大きくてリッパ!そして値段も・・・!
宿根草は1000円くらいかな?
性質や育て方が詳しいこと、
それにつきるよね・・・。
いろんな色のオダマキー!!
そしてひとめぼれの鉢!
コレも船便で届くのダ♫
水色の陶器の鉢、お楽しみに!(^^)!
今の看板に取り付けよっと♫
SHOPもまたこれがオモシロい・・・
興味深々はBOOKS!
洋書は高いけど どんなジャンルのもスキ♫
アイデアの宝庫、ヒントがいっぱい!
何より写真が美しい・・・
キッズアイテムも充実・・・。
小さい頃からガーデニングに親しみをもてるように。
ココでもまた夢膨らみ、かおりさんと熱く語るカタル・・・
あぁ、旅は刺激がいっぱい!
Herbs × Foods コレもやりたいことがフツフツ・・・
五感が冴えてるので湧き出るどころか溢れ出るー。
イギリスの旅に於いて 何度も感じた食への関心。
美味しいものをたくさん食べたから、というのではなく、
植物を知ることで食に繋がるというか。
もっとハーブを身近に取り入れたいのもそのひとつ。
食に、美容に、健康に。 気軽に楽しむノウハウを伝えたいなー。
そんなことをますます強く思うわけで・・・。
見るモノすべてがアイデアの泉を刺激し、
今後いろんな化学変化を起こすであろうことに
ワクワクの連続・・・!
収穫多き充実のガーデン、
興奮状態のカンダなのでした。
たくさんの画像をお届けしたかったので
ちょい長すぎたー。
お付き合い、ありがとうございました♪
つづく・・・