2015年5月24日日曜日

イギリス紀行最終章!

 
 イギリス紀行Vol.7 最終章!
 


ちょうど一年前、私はここにいました。
 
よさみのチーフかおりさんにお誘い頂いての
 
イギリスガーデン&アンティークを巡る旅。
 
(彼女は目下北欧の旅を謳歌中!)
 
 
最終章は一年経った今 ようやくの記事更新、
 
記憶と記録の整理をしつつ懐古に浸りながら綴って参ります。
 
Vol.6はコチラ → 
 
 

100年前にたてられたB&B

古い扉も窓枠も。

茅葺の屋根もアンティークのインテリアも。

石積みの壁も秘密の花園みたいな広い広い庭も。

全てが牧歌的で憧れだった。



敷地内をよそのウマが普通に通り、森を抜けて大通りへ。



森で花や蔓を切り、束ね、出窓に飾る喜び。

極上の幸せを 噛みしめて・・・

コレに勝る幸せはないと思えたっけ。




夕方は近くのパブでフィッシュフライやポテト三昧。

もういいよ・・・というくらい食べたなぁ。
 
南へ南へ車をひたすら走らせて・・・

ローズムーアの近くのアンティーク倉庫。

ココは走ってて発見、外観にやられて

どうしても行きたい!

と帰りに立ち寄りました。


町の長閑な風景が懐かしい・・・。



そんなカントリーサイドの風景と打って変わって

最終日は街へ繰り出しました。


地下鉄でWATERLOO駅へ。

 ワーテルローの戦いからきてますが

読みはウォータルー駅。



大きな彫刻が施された正面入り口、

世界大戦の戦死者慰霊碑になっていると後に知る。

ロンドン地下鉄で最も乗降客の多い駅だとか。


ロンドンを代表する時計塔、

150歳を超えてなお活躍するビッグベン。


ロンドンバスやら観光の馬車やら・・・



建築に惹かれてきょろきょろ・・・



ね、ね、ね、あっちもこっちも瀟洒な建造物だらけ!

こういうのがルネッサンス様式というのかなぁ。


で。やっぱりドアとか気になるわけです。
 

 
ほらほらほら!
 
セバスチャンが出てきそうでしょ?
 

憧れるなぁ・・・



無彩色な色合わせも。



カフェやホテルのグリーンの使い方は

いたってシンプル。

 
アイビーにコニファー。

なんの変哲もない植栽だけどミドリがあるってスゴイ。
 

 
お決まりのトピアリー仕立てもステキに見えるのよね。


↑ そしてこんなカフェ。気軽でいいな~。



白×グリーンのシンプルな植え込み。



古いたてものにミドリが良く似合う・・・。

カフェにはマストよね。


歩いて10分くらい・・・コベントガーデン!

ロンドンのガイドブックに必ず載っている観光スポット。
 
カフェやレストランが商業施設がひしめくショッピング・エリア。

見たことあるなーと思ったら

オードリー・ヘップバーンが主演した映画、

「マイ・フェア・レディー」のロケ地としても有名だそう。



あっちもこっちもカフェ。

私のダイスキな外カフェ。



道行く人や風景を楽しみながら
 
季節を感じながらまったり。
 



そして人が多い!


 
この日は休日ということもあったけど

とにかくどっから人が集まってくるんだ?

というほど人が多いんです。


もともとこの場所には「コヴェント・ガーデン」という

生鮮食品を取り扱う市場や花市場があったらしく

なるほど と思わせる賑わい・・・



お昼に相席だった隣の中年カップル。

気さくに話しかけてきて・・・。



なんで僕が彼女に惹かれたか分かる?

と聞いてくる・・・。

 知らんがなー と思いつつあれやこれや。



遠距離だった二人が互いに惹かれて

人生を共に歩んでいくというストーリーだったっけ。



決して若くないのだけど仲睦まじいいカップルだったなー。

人生を謳歌してる感じ。

羨ましかったりして♫ ちょびっとね。

 
観光地だけあって人種のるつぼ・・・。



コベントガーデン駅で待ち合わせね。

そう言ってかおりさんと別れ ひたすら歩く。


歩いて歩いてどこまできたかわからないくらい・・・



とにかく自分の足が向く方へ。

自分の目が向く方へ。

アンテナがビビッと来る方へ。



相当興奮していた私はカメラ抱えたまま

歩きながらシャッターを切りまくってたっけ。





あっちこっちに大道芸人がいたり

ビールを飲みながら大声でディスカッションしてる大男たち・・・。



スタンディングでワインとおしゃべりを楽しむマダム方、

祖国の歌を大声で歌う外国人・・・。



とにかく活気があって まさにエキサイティング!

そんな街だった。


異国の地・・・というだけでなく

5月という季節が 

私の心をいつも以上に躍らせたのかも。

 
全てが古くて 全てが新しい。
 


目に映るものが瑞々しく 興奮の連続。




少し暮れなずんできてますが

実はもう夜の8時くらいだったか・・。


お腹が空いてることも忘れて

早足でひたすら歩いてました。


地図もなく勘だけで南へ、そして東西ジグザグ・・・



神戸の北野界隈をうろうろした後、

街に戻る感覚と似ていて

まずは南へ。

あとはカラダで東と西を見分けていく。


で、時間通りにかおりさんと合流。

腹ごなしにバンゴハン!


 
美味しいモノを嗅ぎ分けるのは 

ほぼ私の担当でした。
 


数時間闊歩、歩き疲れた後の一杯。

気さくなおっちゃんが撮ってくれた一枚。

シャツもカバンもヨレヨレ・・・


だけどイギリス最後の最高の夜でした。



一年前、SHOP直前のイギリスガーデン巡り。

あれから自分は成長したかな。

古くて新しいイギリス。

伝統と進化の両方を大切にしてる国。

守りながら進む。




来週は表参道。がんばろ。

そこに立ってる自分が想像できる?

イエスならススメ。


こんなことを言いながら

次のチャレンジを悩んでるカンダです。




返事は半分決まってるんやけど・・・。

残り半分はもう少し妄想してみようっと。