杉乃精をあとに美山へむかいます。
車に揺られること北へ40分ほど。
茅葺の里、今も尚、ここで暮らしている人たちもいます。
車に揺られること北へ40分ほど。
茅葺の里、今も尚、ここで暮らしている人たちもいます。
かやぶき職人さんは年々減少、
この技法を脈々と受け継いでいくことも大変なようです。
二年に一回だったか・・・
屋根の吹き替えにはとてつもない費用がかかとのこと。
村の集落では少しづつ、現代風の瓦が増えているようです。
夏に家族で訪れたときには
紫陽花の立ち枯れや向日葵が風景と相まって
素敵だなぁと思ったものです。
水彩画を学ぶ母は絵を描いていました。
秋桜、キバナコスモス、パンパスグラス、ススキ、柿・・・
里山らしい風景を彩る秋の花や草、実が
日本の秋の風情際立たせていました。
家紋、草花、苔むした屋根・・・。
なんとも趣があって気持ちがおだやかになります。
美山に行かれる方は必ず訪れてほしいものです。
30分ほどあればさくっと散策できますのでぜひ!
今回の旅の唯一の観光を終え、本日の宿泊先、
Futon&Breakfastへ。
その名の通り!一棟貸し。
そう、この広い一軒家を貸切です。
Bed&Breakfast のB&BならぬF&B。
初めて知ったときには やるなぁ~。と感心したものです。
一年前、美山在住のアロマセラピスト、林陽子さんに
偶然杉乃精で出会ったのも何かの縁だったのでしょうね。
陽子さんのサロン→ 美山陽だまりアロマ亭
以来、プライベーの美山旅でも仲良くして頂いてる陽子さんですが
最初にF&Bのお話しを聞いた私は思わず尋ねました。
「お布団、キレイですか??!」
お布団って 最重要事項なんですよね。
陽子さんは即答!
「もちろん!Futon&Breakfastですから♪」
まさにその通り。
最高の布団と朝食、そして最高のサーヴィスでした。
あれから一年。
こうして念願のツアーが行われたわけです。
チェックインはオーナーご婦人、美子さんの計らいで
本館(百日紅)に移動する必要もなくスムーズに。
「コーヒー入れよっか」と
囲炉裏に火をくべながらほっと一息。
美山牛乳をたっぷり入れてのカフェオレ、
それはそれは美味しく和みのひとときでもありました。
程なくして夜の学びの部、
キッチンハーブレッスンが始まります!
本日使うハーブを視覚で楽しんで頂くための
即席ディスプレイ。
このあたりはいつも即興で。笑
その場にある食器や雑貨とコラボレーションを楽しみつつ・・・
思いつきの仕上がりです。
ハーバルセラピスト、プラクティショナーと
ハーブのプロもいらしたのでハーブについてはさらっと。
簡単にレジュメのチェックを済ませて
即実践!
調理道具は何でも揃っているので
お気に入りの食器、食材は事前に送りました。
フードプロセッサーはさすがに悩みましたが
結局送ることに。
バジルソースを実際に作って頂きたかったので。
まずお作り頂いたのは
バジルソース と シーズニングソルト。
バジルソースを使った
キノコ尽くしのトマトベースファルファッレバジル風味
シーズニングソルトを使っての
チキン&ハーブソテー。
生のなつめが手に入ったので
オリーブみたいに炒めてみましたら。
ほんのり甘味が出てぴったり!
おいしく頂きました。
↑ 生ハムとクリームチーズの和風カプレーゼ
食用菊を散らして和の食器に。
お酒で割りたいくらいですが
皆さんコレの美味しさにハマったようでした♬
今宵はおとまり。
全員お好きでしたので途中道の駅ウッディ京北で
人気だという「星降る里」をシェア。
レッスン前に散歩がてら小さな町のスーパーにも。
夜のアレコレを調達しましたね。
こうして皆さんがお作り頂いた全メニュー、
とっても美味しくて大成功!
遠方でのキッチンハーブレッスン、
心配せずとも どうなることかと思いました。が。
調理器具さえ揃っていれば
「やれるんだー」ということが分かりました。
このところお問合せが非常に多いキッチンハーブですが
遠方の皆さま、ご興味ある方はご相談下さいませね。
長い夜の始まり。
個人事業主ならではなそれぞれの夢や思いなど
初めましての方が多い中、
熱いディスカッションが行われました。
持ち込んだアロマソープ、
ザクロ、くちなし、コーヒー、よもぎなど
レッスンでまだお目見えすることないニューアイテムも持参。
それぞれ、お風呂、洗面所、キッチン、手洗い用・・・
とあちこちに配して皆さんに楽しんで頂きました。
延々続くトークもラストは3時。
寝ましょか。
明日は早朝サイクリングやし。ね。
おやすみなさい。