我が家のアキイロアジサイ、
今年は150個ほど花を付けました。
今年はパープルのグラデーションでスタート、
一花にふたいろ楽しめるものも!
これが12月までずーっと咲くのだから
植物としてのその強靭な体力には驚かされます。
そして今年も約30鉢のアキイロが無事、お嫁にいきました。
それぞれのお宅で可愛がって頂いてるようです。
私がアキイロ番長だからというわけではありませんが
( あ、自称ね(^^ゞ )
やっぱりバラと代わらないくらい愛してるので
皆さんにも枯らすことなく
アキイロアジサイのある生活を楽しんで頂きたいなぁと
切に思うわけです。
秋のSHOPでボルドー色に染まる大輪のアキイロに驚嘆、
それを見てご予約される方も多いのですが、
一年待ちという方も少なくありません。
一目ボレで恋に堕ちるタイプが多数派。
高額なお花だけに
「育てられるかどうか?」
自信がなくて1,2年は迷って見送る・・・
「だけどやっぱり欲しい!」
と意を決する方が続出なのも恒例デス。
で、お引渡しの際にはちゃーんと育てられるように!
詳しい取扱い説明書を作ってお渡ししています。
その上、おひとりおひとりに
地植えか鉢植えか?
日当たりはどうか?
などさらに詳しく個々にご案内を・・・
ガーデン初心者の方には
土、肥料、その後の管理まで
最低限をしっかりとアドバイス。
だーけーど!
それでも不安で連日質問メールがやってきます笑!
ゲリラ豪雨にやられそうです~!
傘でもさしてあげて。
陽ざしがきつくて元気がないんです~涙
これも傘さして日陰作ってあげて。
折れたかも・・・!?
棒で添え木をしてあげてね。
土や肥料の確認やら
水のやりすぎなのか足りないのか・・・
みんな毎年不安で不安で仕方ないようです。
でもね、今年は赤ちゃんだと思ってください。
熱はないけど、顔色悪いよ?
水は足りてるけど葉っぱはどうやろ?
毎日様子みてるといろいろ見えてくるもんです。
カラッカラに日差しの強い夏の夕暮れ時、
葉も花も水分奪われただろうなーと思う時は
自分も一緒にアタマから水浴びします。
今日は水分切れたら熱中症やな・・・と思うような日には
最初から水切れしないよう、
ゴクゴク土に水を飲ませます。
私のアキイロアジサイの管理方法は
人間と一緒。
自分の感覚を大事にね。
私が出張で留守中、お庭を守ってくれてるフェフェクラブ。
一応シフト出してもらって
交代で水やりしてもらってるのですが
誰もいない週末。
「この気温じゃ、絶対もたないよね?」
と相談の上 分担して水やりに…という報告がありました。
1年前、何日置きに水やればいいですか?
どのくらいやればいいですか?
と聞いていた彼女たち。
今では自分の感覚と天気予報と植物を育てた経験を照合して
判断できるコトが嬉しく、ありがたい。
ちょっと自慢話になりましたが
フェフェのお客さま、生徒さんには
植物を買っておしまい、ではなく
育てる楽しみを知って頂きたいというのが
多分私の花屋たる所以。
育てる楽しみ、
愛でる楽しみ、
飾る楽しみ
皆さんどうぞ 満喫されて下さいね。
ただ 今年は赤ちゃんだから目をかけてあげる。
でも甘やかさない。
厳しく育てる。
植物は環境に慣れますから。
3年もたてば水やりと肥料バイオゴールドだけで充分!
害虫被害も一切ないし
ただただキレイで夢を与えてくれるアキイロアジサイ。
1月~2月の休眠期に寒肥と言って
冬支度をする時期がきます。
その時は極上の二次発酵馬ふんをご紹介しますので
SHOPでご予約下さいね。
アキイロアジサイはもはや子どもみたいな存在。
さしずめ私はアキイロドクターってとこでしょうか笑
具合が悪くなったらいつでもご相談下さいな。
画像を送っていただきましたら分かる範囲で
出来る限りの処方をアドバイスをさせて頂いてマス。
もしも今年調子が悪くても落ち込まないで。
その時は早々にカットして
部屋中アキイロを飾っちゃいましょう♫
早いカットは来年の芽を素晴らしく大きく、
よい芽に育ててくれることに!
植物はこちらの思い通りにいかないもの、
そのコの個性を生かしましょうよ。
こういうところも含めて
子育てに通ずるものがあると思いません?
そしてこれまでにアキイロをゲットされた
200人近くのアキイロオーナーにオススメしたいのは
マメに写真を撮る、ということです。
その変化ぶりは、毎年違ってくるので
みんなで情報交換できると楽しさ倍増!
ウチのは今年はいっぱいついたよ~
今年の色はこんなにキレイ!
と自慢し合うのを見るのも私の楽しみであります♫
アキイロアジサイを迎え、
心豊かな暮らしを送ることができるの、
ほんとに嬉しく思います。
どうぞドキドキしつつ楽しんで下さいな♫
そして今年もまた!
とっておきの素敵ないいコたちを
アトリエフェフェにキープして下さった二代目生産者さんに
ココロからお礼を。
いつの日か、九州まで行こうかな?