2016年10月10日月曜日

フェフェツアー宿泊Ver. Vol.3 茅葺きの宿 Futon&Breakfast

 フェフェツアー宿泊Ver. Vol.3
 
 
初日の夜中遅くまで語らうも、翌朝は 早起きしてサイクリング!
 
この企画を考えたときから絶対取り入れたかったこと。
 
やまの風景に抱かれながら 
 
思いっきり自転車で走る!
 
普段なかなかできませんから。。。
 
 
早々に身支度をして
 
身震いするほど寒い中、風を切って走る爽快感!
 
 
負荷をかけるべく、ギアを重くして
 
走る走る~!(^^)!
 
激漕ぎ!
 
 
 
自分の欲望のまま、トップギア&全速力で風を切る~。
 
というのをやってふと。
 
 
遠くでみんなが呆れていることに気が付き
 
我に返ったという次第。
 
 
 
 
・・・スミマセン
 
ツアーアテンダントの立場をすっかり忘れておりました(^^ゞ 
 
 
 美しい風景に思わず息を呑み、橋の欄干で写真を・・・
 
 
山と川。
 
清流が描く原風景にココロ洗われ、
 
なんとも清々しい気持ちになります。
 
 
 
 底まで見えそうなクリアな水は
 
自然がもたらす豊かな財産。
 
そしてそれを守ろうとする村の人たちの努力。
 
ここ、美山では町ぐるみで石けんを使い、
 
この清流を守ろうという取り組みがあるそうです。
 
 
石けんを調べ、いろいろと取り寄せていた時に偶然!
 
石けんメーカーの冊子に
 
美山町のことが掲載されているのを発見したときは
 
とても嬉しかったものです。
 
 
こんな記事も発見。
 
よろしければ →  
 
 
後半はみんなの後を付き添うように。
 
ゆっくりと風景を楽しみながら走りました 笑
 
 
 朝日を受けて黄金色に輝く稲穂・・・
 
風に揺られ、コウベを垂れる姿が眩しくて。
 
 
田園風景に憧憬の念を抱きます。
 
 
子どもの頃、京都の山奥に
 
遠い親戚があり、毎夏 従妹と過ごしていました。 
 
 
その記憶はすっかり封印されていたのに
 
京北・美山と北へ北へ足を踏み入れるごとに
 
少しづつ蘇る風景・・・。
 
 
 
とんがりの木の杉山を子どもだけでテクテク歩いたこと。
 
美しくも恐ろしい川で泳いだり溺れそうになった遠い記憶。
 
茅葺きの古い家、お蔵、ぼっとん便所、田舎の小さな学校・・・。
 
 
美山に足を運ぶようになって
 
ふと繋がりました。
 
 
あの記憶はどこか遠い田舎の風景、
 
夢の中の記憶・・・
 
写真もないのでそんな風に感じていました。
 
 
それが まさに美山の隣町だったのだとは・・・。
 
 
 サイクリングコースに目的地として目指したのは
 
ここ、神田の水。
 
(ジンデン、と呼ぶそうです!)


お茶、水、コーヒーなどにも使われているようで
 
名水として有名で
 
遠方から汲みに来る人もいらっしゃるとか。
 
 
 
↓ カニ発見♫  
 
 
美山を流れる由良川は本当に美しく、
 
清流で育つ鮎も美味。
 
 
その辺のドブも透明なほど。笑
 
 
ホタルの時期にスポットを訪れると
 
素晴らしい体験ができるようですヨ。
 
 
この小屋、何だと思います?
 
何やら鳴き声が・・・
 
 
鶏小屋なんです・・・!
 
ひ、ひろい!
 
 
「朝には生みたての卵をとっていいですよ~」
 
そう聞いていたので桝岡さんとトライしました。
 
 
ドアを開けると3羽が出てきて・・・。
 
 
中に入ると産卵中の白い鶏が鎮座('_')
 
 
 一日一個産むので そっとどかして卵を取るように。
 
そう、教わっていたので
 
「ちょっとどいてね。」
 
恐る恐る押しながら手探り・・・
 
 
敵も私たちを威嚇しつつ 悪戦苦闘の末、
 
やったー!とゲット!!
 
 
ナイスショットの直後、
 
「偽物」 と描かれた卵に落胆!
 
ちぇっ!と小屋を後に 気を取り直して朝食へ。
  
 
 
部屋に用意されていたのは
 
美山の牛乳、ソーセージ、たまご、ブルーベリー、きのこ、野菜、パン・・・
 
全て美山で収穫されたものばかり。
 
 
 その素材一つ一つが とても優しく
 
丁寧で美味しいのです。
 
 
カラダを動かした後はモリモリ!
 
いつになくたくさん食べれました。
 
 
 いよいよチェックアウトタイム。
 
その前に10分あるね!
 
と。
 
お宿に用意されていたカモミールティを淹れ、
 
二階でゆるりとお茶の時間を過ごしました。
 
 
画像奥の小瓶はバジルソースのおみやげ。
 
ほんの少しですがお持ち帰り頂きました。
 
バジルトーストやムニエルにでもして下さいね。
 
 
出陣の前に鎮静の茶を呑み、
 
心静め、仲間と語らう。
 
 
そんな時にも優しく寄り添ってくれる時間と空間。
 
 
昨日見た、憧れの茅葺の屋根のとんがり・・・
 
その中に今、自分たちがいるという、
 
不思議な感覚を覚えました。
 
 
昔々から受け継がれた先人の知恵と技術。
 
現代を生きるものが知り、守り、伝える。
 
 
イマ ココニ イル。 
 
 
 
多分 皆がそんなことを感じて
 
柱に触れ、今をリアルに感じていたのだと思う。 
 
 
 
 この日を境に
 
季節が変わった気がしています。
 
 
自分の中でも何かが変わりゆく・・・
 
そんな気さえする、美山の旅、二日目の始まり。


とうに 夏が終わり、秋を迎えたというのに
 
まだどこか少しセンチになっている・・・
 
  
心の片隅に忘れかけていた、
 
小さな小さな隙間を埋めるのに
 
里山の原風景は 
 
あまりにもフィットしたのかもしれません。
 
 
まるでパズルの1ピースのように。


最後に記念撮影を。
 
 
ココがイチバンいいですよ~。
 
とスタッフの藤田さん。
 
 
 
ホントだ!
 
 
1年前から何度も何度も相談に乗って頂いた藤田さん。
 
 
美山町のゾロメミーティングでもお世話になり、
 
今回も最後の最後まで心配り頂きました。
 
 
 
 個人的にも大変お世話になり、
 
いろいろとアドバイス下さったオーナーご婦人の美子さん。
 
 
本当にありがとうございました。
 
 
細部に至り、痒いところに手が届く
 
日本人ならでは、な 繊細で絶妙なサーヴィス。 
 
 
ツアーが終わるまで内緒にしていましたが
 
美山Futon&Breakfast
 
 
めちゃくちゃステキです。
 
 
ご家族で、友人で、マックス10名くらいまでOK。 
 
 
どの季節にも、私たち日本人の心に寄り添う
 
素晴らしい里山が迎えてくれますヨ。
 
 
 
 
 
さて、この後、それぞれの仕事や感性に
 
少なからず影響を及ぼすワークショップ!
 
 
これまた楽しくオトナはしゃぎしたそうな・・・
 
 
 
つづく