2015年3月9日月曜日

卒業

これ以上家事の効率を上げるとか

作業のスピードを上げるとか。

もはやそういうモンダイではなくなってきたようで・・・。

オーバーフロー。

・・・だというのに 次々と新しい出会いがあり、

私の中でも変化と進化が起きる。



何かを手放すこともありかな。

と ふと気づく・・・。


お世話になっているよさみフローラルガーデン、

まるまる二年の時を経た、というのもあって

「卒業」することに決めました。



それはふっと降りてきて私の中でストンと決まり

すぐにチーフかおりさんをいつものバルに呼び出し告白。

するとかおりさんは私の次なるステップを大いに祝福下さり

そうだと思ったよ と自然に受け入れて下さいました。



以下、最後のコラム原稿です。

長いのでお時間のある方、よろしければお読みくださいな。



「いつもの暮らし 3月号」

少しづつ春の香りが漂っていますね。
新芽がほころぶ様子に思わず感嘆したり、ふっと口角がゆるんだり。

コートを脱いで春色のファッションを楽しんだり、
新しいことにチャレンジするのはとてもワクワクします。
春は出会いと別れの季節、木々や植物の発芽の際の物質に誘われ、
感情も揺れやすい気がしています。

さて、よさみフローラルガーデンでお世話になって丸二年が経ちました。

都心で受けるようなお洒落なお教室を、とお声がけ頂き、
寄せ植えやアロマ、ハーブにリースにブーケ・・・と
植物を通して生活に潤いを与える時間を
皆さんにお過ごし頂くべくお伝えして参りました。

この「庭と暮らし」のコラム執筆もちょうど二年、
季節ごとに庭のコト、暮らしのコトを自由に書かせて頂き、
私自身も楽しみのひとつでもありました。

春から新しいチャレンジにトライするというチャンスに出会い、
今月でよさみを卒業させて頂くことに。
今後も期間限定SHOPやレッスン、さまざまなイベントは継続していくつもりです。
そしてまた何かに出会ったり刺激を受けたり、
自分の中で変化がおこったら 
その時の気持ちに添うて、
愉しみながら何かに取り組むのだろうと思っています。

よさみガーデンはとってもバランスの取れた日本には珍しい素敵な公園。
ちびっこ広場で楽しむ親子、ラン二ングやウォーキングをする人たち。
ガーデニングやバラ好きな方がゆったりと植物を愛でながらお散歩したり、
ガーデン雑誌が充実したカフェでは
オーガニックフードを楽しむ方々の憩いの場となったり。

マルシェでも地元の生産者さんやショップさんが常に新鮮なものを持ち込んで
お客さんもそれをとても楽しみにしている様子。

いつもさまざまな世代の人たちがここに集い、癒されているようです。

個人的には外のカフェが大好き!
毎月おじゃましては暑い日も寒い日も風の日も小雨の日も。
外の空気を感じながら美味しいパスタ、
ケーキとカフェオレをいただくのが楽しみで・・・。
卒業してからもカフェに遊びに来たいナ―と思うくらい
お気に入りのスポットです。

4月を迎えると少なからず生活に変化が生じる方も多いはず。
小さなことでも新しい変化に気づき、楽しめる、
そんな心のゆとりを大事にしたいですね。
 
稚拙なエッセイに二年間お付き合い下さりありがとうございました。
お世話になりましたスタッフのみなさん、
カフェのれいちゃん、そしてチーフかおりさん、
また美味しいモン狙って遊びに参りますのでよろしくお願いしますね。

AtelierFéeFée 神田むつみ